大冒険の人類史

 イタリア北部の都市ボルツァーノの博物館に、遥かな時を旅してきた人物のミイラ化した遺体が安置されている。「アイスマンのエッツィ」である。1991年、アルプス山脈の稜線を歩いていたドイツ人夫妻により、凍結した状態で発見されたのである。

 衣服や所持品が余りにも良く出来ていたので、報告を受けた当局は、1900年代初めに行方不明になったハイカーだと思ったという。ところが C14.放射性炭素年代測定法により、化学者たちは思いもよらない事実を知ったのである。実はこの エッツィはまさに太古の人物で、5300年あまり前にアルプス山中を旅していたことがわかったのだ。

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