アフリカで誕生した人類・日本人になるまで
700万年に及ぶ時空を遡り、日本人誕生の謎を探る
日本人の顔とヨーロッパ人の顔は、なぜ“同じではない”のか?
私たち日本人の姿形は、ヨーロッパ人と異なっているのか?
私たちホモ・サピエンスが、誕生したときのままの姿であったとすれば、外見はアフリカ人であるはずだ。なぜならば、ホモ・サピエンスがアフリカで誕生したことは、化石的な証拠からほぼ確実だからである。ところが私たちの姿形は、アフリカ人と異なっている。
ヨーロッパ人もまた然りである。アフリカで長い時間をかけて猿人から進化し、ホモ・サピエンスになった人類は、アフリカから世界各地へただ移住しただけではなく、その土地土地の環境に適応していったのである。そして、その結果、必然的にヨーロッパではヨーロッパ人に、アジアではアジア人になったのである。
では、日本人は、いったいどのようにして日本人になったのか? 私たちはなぜ、このような姿形をしているのか? 現代の人類と化石人類の姿形の特徴から、日本人のルーツを探り、その謎を解き明かそうと試みたのだ。
アフリカで誕生した人類は、いかにして日本人になったのか。700万年にも及ぶ時空を遡り、日本人誕生の謎を探る壮大なグレイト・ジャニーへと旅立つ。早速出かけてみる。
ここをクリックして全文をpdfで読む。日本にいたる人類の「グレート・ジャーニー」(2)